なぜCxense DMPはクッキーレス時代に最適なのか

09 Oct 2019 | By Yuko Hisamitsu

Why Cxense is the DMP for the cookie-less Internet

「Cxense DMPのような第2世代のDMPを使用することで、お客様はクッキーに依存せず、今後のクッキーレス時代にも安心して使い続けていただくことができます。」

クッキーを使わないクッキーレスインターネットが急速に現実になりつつあることをご存知でしょうか?それはクッキーをブロック、又は制限するブラウザーからのアクション、そしてGDPR(一般データ保護規則)やカリフォルニア州プライバシー法などの法規制が、識別子としてのクッキーの有効性を制限するからです。

先日行われたDigiday Publishing SummitでのCxenseワークショップに参加したメディア企業間で、重要だと思うDMP機能の調査を行ったところ、「クッキーレスID」の機能は、コンテンツ分析に基づくオーディエンスセグメンテーションを上回り、2番目に重要なDMPの機能として挙げられています。

米国メディア企業AdExchangerの先月の記事によると、3rdパーティのクッキーに依存していた第1世代DMPは、ユーザーを識別しトラッキングする為に様々なデジタル識別子を使用する、より洗練されたパワフルなDMPを必要としているパブリッシャーに対してはもはや十分なアピールがなされていないということです。

しかし、クッキーレスインターネットをめぐる現在の議論はやや誇張されており、「プライバシーの法規制に従うことに起因する3rdパーティのクッキーの終焉は、ドメイン間でユーザーを識別することの終わりを意味する」と業界の一部の人間は考えています。これはもちろん間違った認識です。

クッキーレスの時代をどう乗り切ろうかと不安なパブリッシャーの皆様に私たちCxenseがお伝えしたいことは、クッキーレス時代を恐れる必要はないということです。経営が難しくなるどころか、むしろ更に飛躍するチャンスなのです。Cxense DMPのような第二世代のDMPを活用することで、皆様はクッキーに依存することなく、今後のクッキーレス時代にも十分にお力を発揮していただけることでしょう。Cxenseのエンジニアはクッキーが永久的なソリューションではないことを予想しており、業界がクッキーに関しての議論を始める以前からクッキーのみをベースにせず、他要素も取り入れたDMPを構築したのです。Cxenseは安定した1stパーティ識別子(1stパーティクッキーなど)、3rdパーティ識別子(3rdパーティクッキー)やパブリッシャーが保有する識別子(例:ログイン情報)を使用した、多角的且つ強固なアプローチをユーザー識別とトラッキングに用いています。

クッキーレスであることが重要で、それがCxense DMPが信頼性のある製品である理由というわけではなく、これはCxenseが3rdパーティクッキーに一度も依存をしたことがないという1つの事実に過ぎません。そして全てのクッキーが本質的に悪いと一概に言い切れるものでもないのです。なぜなら、クッキーはログイン情報の詳細やショッピングカートに追加された商品、Webサイトのコンフィグレーションなどの記憶には非常に便利なものだからです。そしてオンライン広告のバックボーンであり、デジタルマーケティングのターゲティング、リターゲティングやユーザーのトラッキング、オンライン広告効果の測定や分析に役立つものでもあります。しかしそのターゲティングこそがプライバシーやクッキーを厳しく弾圧するのです。

クッキーとGDPR(一般データ保護規制)…クッキーレスインターネットの新解釈

長期間に及ぶ言わば「クッキーの死」は、現在のオンライン広告モデルを制限してしまう可能性がありますが、GDPRやその類の法規制はパブリッシャーやマーケターにとっての障害ではなく、むしろチャンスだとCxenseは考えます。これらの法規制はオンラインユーザーのプライバシー保護としての一つの表現、国際的に作られた一つの基準なのです。GDPRを例に挙げると、ユーザーにもパブリッシャーにも利点があることです。それはヨーロッパ全域のユーザーが同等のデジタルプライバシーの権利を得ることができると同時に、パブリッシャーにとっては広く使われている基準をベースにした製品やテクノロジーに長期的に投資する力を得る、ということを意味しているからです。

クッキーの終焉はユーザートラッキングの終わりを意味している、ということではありません。クッキーの終焉が意味することは、デジタル広告バリューチェーンに携わる全ての人々がプライバシーを優先し、相応のテクノロジースタックや戦略を準備しなければならない、ということです。例えば、Cxenseではパブリッシャーやマーケターがユーザーの持つデータを閲覧する権利や、自分のデータを消去してもらう権利をきちんと守れるよう配慮したトラッキングやAPIの追加をしました。

3rdパーティクッキーの衰退は多くのパブリッシャーに障害を与える

パブリッシャーにとって市場価値のあるセグメントが小さくなり、オーディエンスのマッチング率が低下することは、3rdパーティクッキーを徐々に廃止し、ユーザーのブラウザデータを元にした識別に多大な悪影響を及ぼすものです。そのため、多くのパブリッシャーがサイトユーザーをいかにしてユーザー登録させ、閲覧中にもログインしたままの状態にさせておくか、という戦略を模索しているのです。

ユーザー登録により得たデータにより、パブリッシャーはFacebookやLinkedInと同じようにログインしているユーザーをセグメント化し、広告を配信することができるようになります。そしてユーザーごとに固有のIDがあり、クッキーのように時間が経過してもIDが消えることがないため、クッキーの照合は不要になるのです。これはパブリッシャーにとって大きな利点です。なぜなら、ログインしているユーザーの数は常に全体のユーザーのほんの一部に過ぎませんが、これらのユーザーをデバイス間で識別することで、パブリッシャーは大量のリッチデータを保有できるようになるからです。

これはまた、広告とサブスクリプションの世界がひとつになってきている予兆だと考えることができます。これまでは、広告とサブスクリプションは個々で独立したものでしたが、サブスクリプションによるユーザーの会員化が主流になってきたことにより、サブスクリプション数増加戦略と広告収益向上のための市場価値の高いオーディエンスの育成を行うべく、かつては目指す方向性の異なったこの二つの部門が統合される時代になったのです。

更に、パブリッシャーがこれらのログインユーザーのデータに基づき、Lookalikeモデリングを使用して類似オーディエンスを識別することができます。ベルギーの大手パブリッシャー企業Mediahuisにも採用しているこの技術は、データ品質とセグメントサイズを大幅に向上させることができるものです。 

 

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