気づかない間に貴社の顧客データや利益を漏らしてしまっていませんか?

20 Aug 2014 | By Yukiko Koizumi

ウェブサイトのオーディエンスデータに詰め寄る3つのもの。最近のレポートによると78%のパブリッシャーは、3rdパーティーから自分たちのオーディエンスデータにアクセスされている事実を知りません。この状況をを変えていく必要があります。

デジタルパブリッシャーはGoogle やFacebook、広告のベンダー、ソーシャルメディアのウィジェット提供業者などの3rdパーティーから、パブリッシャー自身によって生み出されたオーディエンスデータを抜き取られ、そのデータをつかった3rdパーティーのマネタイズに利用される危険にさらされています。

そして3rdパーティーによる顧客データへのアクセスはまさに出版社の収益性を脅かし、その価値を減少させる原因となるのです。

パブリッシャーは気づかないうちにデータを抜かれている状況を打破し、自分たちのデータをコントロールすることやそのデータを活用してオーディエンスのエンゲージメントを確立させてデジタルの広告収益を向上させ、有償会員を増やすための方法を学ばなければなりません。

約400のアメリカのパブリッシャーのエグゼクティブに対して行った最近のパブリッシングの収益性に関する調査では78%のパブリッシャーが、3rdパーティーから自分たちのオーディエンスデータにアクセスされている事実を知らない、又は、データを活用したマネタイズの方法を模索していると答えています。 さらにパブリッシャーは自分たちのサイトにアクセスし、データを盗んでいる3rdパーティーがどれほどいて、それが誰なのかということが明確にはわかっていません。

パブリッシャーがそのことを理解していてもそうでなくても、インターネット上のあらゆるところでデータの漏出が起こっていることは事実なのです。

パブリッシャー:他のだれが貴社のオーディエンスデータを使ってお金儲けをしているか知りたいですか?それは貴社のサイト上にある人気の3rdパーティーのスクリプトの「契約条件」を表示することと同じくらい簡単です。貴社が見つけるであろうものは、データ漏出と誤解という衝撃的な事実ではないでしょうか。

例えば、アメリカ合衆国だけでインターネット利用者数の97%以上に達する、ひとつ人気のウィジェットの小さな活字は非常に効果的です。

この注目すべきウィジェットは、世界中の1,400万サイトで展開され、1ヶ月のユニークブラウザ数は16 億です。ウィジェットの所有者は、ターゲティング広告のために共有データを含むパブリッシャーの顧客情報を、所有社自身にとって有効的に利用することを言及しています。

具体的には、次に挙げたこの一見無害に見えるウィジェットの利用規約を読んでみてください。

「弊社はあなた自身に代わって、または弊社のデータパートナーに代わってクッキーを配置することができます。エンドユーザーは訪問した特定のページやエンドユーザーの興味のあるカテゴリーにウェブ検索としてウェブサイトを使用する方法についての情報を記録します。弊社は、エンドユーザーに向けてターゲティング広告をするためにデータを使用し、また他者に対しても同様に許可します」

「あなたが弊社のクッキーの設置を許可するのであれば、あなたは弊社を独占的でなく、無期限に、ワールドワイドで、また廃止できない権利やデータ収集するライセンスを許可し、利用し、データを弊社のプライバシーポリシー内でという条件の元にデータを公開し、弊社の3rdパーティーデータパートナーに対して同様のことを認める」

もしあなたが多くのパブリッシャーと同じであれば、上記のような規約に同意していることを思い出さないかもしれません。そのため、あなたや多くのパブリッシャーはユーザーやオーディエンスデータの価値を理解しないまま、デジタルプレゼンスを作成することで忙しかった数年前このような利用規約が作られたのです。

しかし、時間とともにより明らかになってきたものは、パブリッシャーの広告収入の元になるデータの漏出が有害な副作用となっていることです。

パブリッシャーはこの危険な傾向を打ち破るために何ができるでしょうか?

  • 誰があなたのデータにアクセスしているかサイトの調査をしましょう。(迅速的に処理するのに役立つソフトウェアプログラムを活用できます)
  • ユーザーエクスペリエンスを害することなく削除できるスクリプトを見つけ出しましょう。また似たようなツールや、データから3rdパーティーを排除するスクリプトを購入・構築しましょう。
  • ターゲティング広告やコンテンツレコメンデーションでパブリッシャー自身に利益をもたらすためのビッグデータの活用法方法を学びましょう。

要するに、キャッシュフローを発展させたいと考えているパブリッシャーは、自分たちのオーディエンスデータをコントロールする力を取り戻す必要があります。

パブリッシャーが回答してくれた「パブリッシャーの収益性に関わる調査」では、彼らはデジタルの広告収益が翌年には大きくなると予測しています。今、彼らの楽観的な考え方をデータを活用したアクションの実行へと変えていく必要があります。

実際には、すべてのテクノロジーベンダーが同じではないのです。我々、シーセンスの哲学では、パブリッシャーが自身のオーディエンスデータを使う事によってパブリッシャーに力の与えることができると考えます。私たちは決してそのデータを使ったり、漏らしたり、売ったりすることはありません。

シーセンスの創設者 John M. Lervik(ジョン・マーカス・ラービック),  INMA’s  BIG DATA FOR NEWS PUBLISHERS blog掲載, ,2014年8月19日