パーソナライゼーションによって読者を急増させたWinnipeg Free Press事例

20 Apr 2016 | By CXENSE Japan

今、世界中のパブリッシャーは大きな変革を迎えています。オーディエンスは今までにないほど要求が厳しく、リソースが限られているにも関わらず、既存のメディア企業は新規参入からチャレンジを強いられています。パブリッシャーにとってのリソースとは人材と掲載スペースであり、エンゲージメントの時代にはこれらを最大限に活用することが求められています。

今まではごくわずかなパブリッシャーだけがサイトパーソナリゼーションを実験してきました。でも今は、オーディエンスの興味関心を明確にし、ブランドに対する満足度や売上の獲得といった、メディア企業が成し得たいことをテクノロジーが提供できるようになっているのです。


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ホームページの完全パーソナライゼーション化

カナダのメディア企業Winnipeg Free Pressは、サイトの一部だけでなく、ほぼ全体にパーソナライゼーションを適用するという大きな一歩を踏み出しました。ニュース速報などの一部のスペースを除き、Winnipeg Free PressのページはCxenseのサイトパーソナライゼーションによって運用されています。

Cxenseのサイトパーソナライゼーション導入により、Winnipeg Free Pressのサイトは短期間で驚くべき成果を上げています。:

  • 平均サイト滞在時間60%増加
  • 1週間でCTR66%→82%向上
  • 1週間で記事を2つ購読するユーザーが約2倍へ

「Winnipeg Free Press Digital Content and Audience Revenue 担当VP Christian Panson 氏のコメント」
これはオンラインニュース業界で最初の取り組みとなり、全メディアにとって重要な一歩になりました。数年以内に、パーソナライゼーションを活用したニュース提供が一般的になると考えています。ユーザーにとっても有益で、ホームページへの来訪を促進することができます。我々は「ニュース」という本当の目的に注力することができるのです。

実現方法

Winnipeg Free Pressは、トップページを完全パーソナライゼーション化することにしました。他のパブリッシャーが実施したように、記事へのリコメンド追加といった一部のコンテンツのパーソナライゼーション化でも成果は出たでしょう。

さらにWinnipeg Free Pressは、トップページだけでなく、オーガニック検索やSNSからユーザーが来訪したページにもCxenseのパーソナライゼーションを実装しました。これにより、記事ページはフロントページの役割を担い、トレンド記事でなくても読者が興味を持つコンテンツであればトラフィックを増加させることができたのです。

回遊率の向上

Winnipeg Free Pressの事例は、コンテンツのパーソナライゼーション化について、ポテンシャルの高さを示してくれました。1ユーザーあたりのサイト滞在時間が1週間で7分から9分8秒へ増加したのです。1記事あたりの閲覧時間も、パーソナライゼーション前の50秒と比べて63秒へと増加しています。サイト来訪時に表示されるコンテンツによってエンゲージが増し、購読率へ大きく影響を与えていることがよく分かります。

追記

インターネットの世界では、ほとんどのユーザーが1ページだけで離脱してしまいます。しかしながら、Winnipeg Free PressがCxenseを導入してからは、離脱ユーザーの数がすぐに減りました。また、パーソナライゼーション前と比較し、セッションごとに2ページ閲覧するユーザーが2週間でほぼ倍増しました。もちろん、4、5、6ページと多くのページを消費するユーザー数も倍増しています。

SNSの増加

オーディエンスの興味関心はハロー効果によってもたらされ、ソーシャルメディアでのエンゲージメントを増加させています。Winnipeg Free Pressの事例から、最適なコンテンツを提供すれば、シェアが加速されることがはっきりしています。

興味関心にマッチしたコンテンツ提供

サイト来訪者が得たい情報を把握すれば、その情報を届けることはとても簡単になります。Winnipeg Free Pressにおいて、新聞のそれぞれのサブセクションでは、各リーダーが最も読まれているコンテンツを知ることができるようになり、大幅な増加を得ることができました。5%以上のシェアを占めるカテゴリー(“business”, “video”, “world”といったようなコンテンツ)の数は、2週間のパーソナライゼーションによって大幅に増えました。

運用方法

コンテンツパーソナライゼーションを提供する技術の進化はもちろん、テクノロジーの利用も簡単になっています。シーセンスのサイトパーソナライゼーションテクノロジーは、Cxense Insight (a real-time analytics solution)、Cxense Content、Cxense DMP (Data Management Platform)によって、オーディエンスの興味関心や行動をデータに基づいて分析することを簡単に提供できます。サイトパーソナライゼーションは、ホームページでのユーザーの興味関心や関連コンテンツの表示と同様の技術に基づいています。

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