DMP – パブリッシャーのベストフレンドですか?

20 Dec 2016 | By CXENSE Japan

「メディアブランドが、読者の獲得、維持、アドボカシーを促進するために、ユーザーのインサイトを深く活用する必要がある理由。」シーセンス CPO (Chief Product Officer) Tom Wilde

パブリッシャーは自社のサイト来訪者と密接にやり取りをしています。過去10年にわたり、オンラインのニュースブランドは、最も速く徹底的なデータ・アーカイブを作成するレースにおいて、技術面や大規模ソーシャルメディアに遅れを取ってきました。

GoogleやAmazon、Facebookは、来訪者に関するデータを活用して、リッチでパーソナライズされたエクスペリエンスを提供してきました。

今や、パブリッシャーはユーザーとより近い関係性を構築するために、パーソナライゼーションに注力しています。パブリッシャーはデジタル時代で最も強力で色々できるツール、データマネジメントプラットフォーム(DMP)を導入し、そのゲームでGAFAs (Google, Apple, Facebook, Amazon)を打ち負かすことを学んでいます。

リアルタイムでデータを管理してレコメンデーションを推進

パブリッシャーはユーザーに関する膨大なデータをDMPに保存できます。この強力なツールで、来訪ページ、滞在時間、クリックしたリンクや広告、閲覧した動画といった、オンラインでの行動を記録することができるのです。

DMPはこの情報とパブリッシャーのCRMデータとを組み合わせることができるのです。これに加えて、他の組織がやり取りした詳細な情報も使用することができます。

これらのすべてのデータは、サイト来訪者の関心や欲望に関する優れたインサイトをパブリッシャーへ提供します。これにより、来訪者毎に特定の興味に基づいたニュース、記事、ビデオ、その他のコンテンツを提供することができるのです。

DMPをパーソナライゼーションエンジンにリンクする

データを有効にするためには、DMPと他のソフトウェアを接続する必要があります。コンテンツをリコメンドするためには、DMPをパーソナライゼーションエンジンかリコメンドエンジンにリンクさせます。これにより、DMPはサイト来訪者に関する情報を蓄積し、来訪者へ最適なコンテンツとマッチングさせます。

例えば、DMPが来訪者を女性でゴルフに興味があると認識した場合に、この情報はパーソナライゼーションエンジンに送られ、パーソナライゼーションエンジンは彼女が閲覧している記事の横のスペースにゴルフ大会に関するニュース記事をレコメンドすることができます。

これが本当に素晴らしいのは、リアルタイムで機能することです。オンラインへの移行が、まさに実現されるのです。DMPは来訪者がWebサイトにアクセスした瞬間に、来訪者に関するデータを収集します。パブリッシャーのページに辿り着く直前に訪れたページに関する情報や、そのページでの行動に関するデータを保存することができます。

モバイル、タブレット、ラップトップ、ネット接続されたテレビのいずれであっても、Wi-Fiなのか、データを使用しているかどうか、場所、高度、その他の情報を含むことができます。

来訪ユーザーの特定の関心毎をリコメンドできれば、そのストーリーをクリックするでしょう。ユーザーのサイト滞在時間は長くなり、コンテンツにより多く接触するようになります。ソーシャルメディアのリンクからあなたのWebページをクリックした来訪者は、DMPによって有効化されたパーソナライゼーションによって、あなたのサイトへさらに引き寄せることができます。これは、一見さんだった来訪者が、レギュラーユーザーになり、有料顧客へと推し進める最適な方法です。

DMPはパーソナライズされた提案を推進してコンバージョン率を高めることができます

DMPのもう一つの用途は、マーケティングの提案をすることです。例えば、DMPはサイト来訪者が登録ユーザーかどうかをパブリッシャーへ伝えることができます。そのため、サイト上で定期購読の申し込みを提案することができます。もしくは、特定の興味に合わせた提案−例えばゴルフ休暇向けの予算−を提示することができます。

DMPは、ニュースや雑誌のWebサイト、テレビやラジオといった放送事業者のオンライン事業、ブランドやeコマースサイト事業者に利用されています。

多くのプレーヤーがこの技術を最大限に活用する方法を学んでいます。このツールを習得できる人は、早い段階から競合他社の先を進んでいます。

パーソナライゼーションがなければ、デジタルの世界は関係のないページでぼんやりしてしまうでしょう。ネットの推進力は関連性が高いのです。パブリッシャーが関連するエクスペリエンスを作り出すのには、ユーザーに関するデータが必要です。

DMPをシステムに入れることで、パブリッシャーはユーザーに関連性の高い、インディビュアライズされたエクスペリエンスを提供する最大の技術とマッチングすることができます。強く興味を持つコンテンツを見つけると、来訪者はパブリッシャーサイトでより多くの時間を費やすようになり、より多く再来訪するにようになるロイヤルカスタマーに変えることができます。

今日覚えていただきたいこと:

  • パブリッシャーがオーディエンスデータを自社で取り戻して価値をつける究極の方法は、DMPでデータを活用することです。
  • パブリッシャーにとってデータは金の価値を持ちますが、それを洗練させるには技術とノウハウの両方が必要です。
  • DMPは、パブリッシャーが自社のオーディエンスを知ることを可能にする技術で、パーソナライズされたコンテンツと高度にターゲット設定された広告、プロモーション、クーポン、有料購読などを提案することができます。
  • DMPの成功はデータをターゲティング可能なオーディエンスに変えます。パブリッシャーは、新しい読者と既存の読者の両方を魅了し、維持し、育成することができます。