パーソナライゼーションは現在のマーケティングであり、未来のものではありません

15 Dec 2016 | By CXENSE Japan

「私は11月に開催された「Digital Customer Experience(DX) Summit」で不思議なデジャブ体験をしました。ブースやワークショップで交わした多くの会話は、5年前と同じ内容を繰り返していたのです。」
シーセンス VP Sales, US Perry Solomon

“将来はパーソナライズされる!”
“パーソナライズをリアルタイムで実施する必要がある!”
“もし進めるなら、セグメント化を正しく行わなければならない!”

この内容はeMarketerのレポートでも言及されています。レポートでは、クライアントサイドのマーケティング担当者のうち、Webサイトのパーソナライゼーションツールを使ってるのは25%だけですが、55%は計画しています。パーソナライゼーションが難しいとか、実装が難しいと考えているので遅れています。というのも、パーソナライゼーションが直感的で簡単にできるということを知らないからです。もはや、マーケティング担当者がパーソナライゼーションを先延ばしする正当な理由はないのです。現在—技術は利用可能となっており、デジタルパーソナライゼーションはビジネスの生命と軌跡を劇的に変えることができるのです。

パーソナライズされたユーザージャーニーを作成する方法

DX Summitは「次世代のデジタルエクスペリエンス」にフォーカスしていましたが、パーソナライズされたエクスペリエンスは未知のものでも将来のものでもありません。B2CでもB2Bでも業界を問わず、企業はパーソナライゼーションを活用してより魅力的なエクスペリエンスを提供し、ユーザーに必要なものを提供することができます。企業の規模に関わらず、来訪者が望むWebサイトを提供するプロセスは変わりません。

1. ユーザーを知りましょう。
2. リアルでの行動や興味からユーザーを分類しましょう。
3. 新しい観点での成功を創り出し、計測しましょう。

Step1: ユーザーを知りましょう

1to1マーケティングは、ユーザーを理解し、ユーザーが気になっていることを理解することで決まります。マーケティング担当者、パブリッシャー、ユーザーエクスペリエンスの担当者は、リアルタイムで行動データを収集し、ユーザーが閲覧しているコンテンツ、ユーザーがいつそのコンテンツにアクセスしているかに基づいて志向を把握する必要があります。既知のユーザーでもアノニマスユーザーでもデータを取得する技術があれば可能です。ユーザープロファイルはマルチデバイスでの行動をキャプチャして個々のユーザーにとって最も重要なものをハイライトし、一連の遷移を通じて時間の経過とともにユーザーの関心の変化を追いかけることができます。

Step2: リアルでの行動や興味からユーザーを分類しましょう

豊富なユーザープロファイルとコンテンツプロファイルを使用することで、企業はセグメントを作成し、それぞれのサイト来訪者へもっとも効果的なコンテキストやコンテンツを選定することができます。マーケティング担当者は、数個もしくは数千個のセグメント化したキャンペーンを作成・実行し、定期的に結果を把握することができます。

Step3: 創造と計測を迅速に

最近の選挙のように、世界が速く動くことがあります。マーケティング担当者は、迅速に数値を把握し、対策を講じられるようにしておく必要があります。選挙後、新聞や雑誌といったパブリッシャーは様々なセグメントに対して様々なオファーをテストする柔軟性と、できるだけ効率的に購読者をコンバージョンする方法を必要としました。セグメントを作成して実装するのを一週間待っているようではうまく機能しません。例えば、Wall Street Journal紙によると、選挙の翌日に新規購読者が300%増加しました。マーケティング担当者にとって、数日・数週間かけることなく数分でセグメントをテストする機能を持つことで優位性を生み出すことができます。コンバージョンを急激に増やすために、マーケティング担当者や事業担当者はITが慣れてくる6ヶ月ごとではなく、迅速な対策とテストを実施できるようにしておくことが必要です。これは、技術者ではないユーザーが、ユーザーのセグメントやエンゲージメントの戦略について知っていることをそのインサイトに反映させるためのシンプルなプロセスでなければなりません。

パーソナライゼーションに重点を置いた目標は、多くのマーケティング担当者にとって「いつかうまくいけば」という計画に入れ続けられていますが、すぐにでも達成可能なのです。実用的なパーソナライゼーションはいまや未来ではなく、実現可能なのです。