アドブロッカーはパブリッシャーやブランドにチャンスとなる可能性を秘めている

27 Jan 2017 | By CXENSE Japan

シーセンス Chief Product Officer Tom Wilde

デジタルビデオレコーダーが登場する前に、テレビCMを製作したクリエイターたちは究極のアドブロックの課題に直面しました。ビールやドッグフード、その他消費者向け商品の30秒スポット広告がリーチできいなかった場合、対象のオーディエンスはソファから降りてその場から離れ、そのメッセージをブロックしていたでしょう。この問題を解決するクリエイティブは、より良い面白みのあるコンテンツを作成することによって、この問題を解決できるでしょう。

消費者が好むショーを簡単に録画して早送りしたり、広告のないストリーミングサービスで視聴できるようになったため、ますます難しくなりました。そして、クリエイティブは、プロダクトプレースメント、スポンサーシップ、広告仕入れに重きを置くようになり、再び適応するようになりました。

アドブロックはパブリッシャーやブランドにとってチャンスです。

オンラインで宣伝するパブリッシャーやブランドの教訓があります。アドブロックのアプリの普及については多くの手間がかかりました。私たちはアドブロックを「贈り物」と呼びます。消費者が広告をブロックしている以上に広告が接していないと伝える良い方法はありません。これはブランドが得意とする、最も明確なシグナルです。

アドブロックは会話のきっかけです。パブリッシャーが対応できる3つの方法は次の通りです。

1) これはチャンスです

消費者が広告をブロックすると、マーケティング担当者に現在の関係が機能していないことが伝わります。これは、あなたが提案できる機会です。「私たちはもっとうまくやっていくことができます」そう言ってみるといいのです。見込み顧客と出会うには、ベースラインの購読やメールのサインアップ、また、30秒のビデオを視聴したりアンケートに答えることでその日はサイトブロックを解除したりと、様々な方法があります。これはもう一つの収益源に変えることができるのです。

2) 皆さんは他と同じではありません

皆さんは他と同じではありません。パーソナライゼーションのテクノロジーは、多くのカスタマイズされたエクスペリエンスをブランドが提供することを可能にするはずです。オンラインでの消費者行動に関するデータを収集し、分析するだけでなく、それを実行することまでなし得ます。提案、有料購読、コンテンツを各々に仕立て上げることは、より重要になっているのです。「折り畳み可能な」ペイウォールを提供することを検討してください。一つの決まったアプローチよりも、消費者が希望するような毎日のコンテンツや広告の量を組み合わせて選択できます。

3) もっと見たい要求を活用する

ユーザーが皆さんのサイトに来訪したということは、皆さんが提供しているものを好んでいるということがはっきりしています。これを具体的な関心事項に絞り込んでパーソナライズされたニュースレターを提供したり、(チャットボットや各種方法で)新しいプロダクトを試すことができますか?

アドブロックにより、消費者はノイズを調整することができます。マーケティング担当者はむやみに発信を増やすのではなく、より意味を持ったカスタマイズされたコンテンツとメッセージを配信することで対応する必要があります。